足首の関節、筋肉を動かさなくなると、足首は太くなります。理由は、リンパ液は筋肉が動くことにより流れるので、足首の関節を使わずに、すり足のような歩き方で歩いたり、つま先を持ち上げないで歩いたりすると、足首周りの筋肉が動かず、リンパの流れが滞り、老廃物がたまって、足首が太く、ふくらはぎもむくみ(浮腫み)やすくなります。 そこで、くるぶし周りのリンパに溜まった老廃物をしっかり流すことが大切です。
1.まずは、くるぶしを手でおさえたまま、つま先を上げましょう。10回繰り返します。
2.くるぶしの部分を、グーにした手の人差し指のとがっている第2関節でぐるっとなぞり、アキレス腱のほうに流すようにすることで、くるぶし部分にあるリンパ節の流れが正常に戻るので、むくみ(浮腫み)を取り除くことができます。
3.アキレス腱に流したら、アキレス腱の部分から親指と人差し指でつまむように、ヒザの裏まで滑らせるようにマッサージをして、最後にヒザの裏にある窪みの部分を、親指で円を描くように揉むことで、足首からふくらはぎなどのむくみ(浮腫み)を取り除くことができます。
普段歩く時も、かかとで着地、親指で蹴り出すように心がけると、足首の関節の動きがよくなり、歩くだけでも足首が細くなれるかもしれません。