耳のマッサージを紹介

耳のマッサージを紹介

耳には、たくさんのツボが密集しているといわれています。しかも身体全体に影響するツボが、耳のような小さな面積に集まっているなんて、不思議な場所ですね。特に冬場は、身体の不調が増える傾向にあると思います。普段、音を聞く聴覚の役割りやツボを押すこと以外にも、一年を通して健康に関わることがあるのか再度、確認してみましょう。

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耳下腺(じかせん)リンパ節、耳介後(じかいこう)リンパ節を刺激して、老廃物を一掃します。乳液やクリームをつけて行うと滑りが良くなり、お肌への負担が軽減されます。

1、人差し指と中指をこめかみの少し下におき、耳のキワを通りながら上から下に下ろします。これを20回行います。

2、人差し指と中指で、耳の手前、耳の後ろをそれぞれ上から下へ、V字を描くようにマッサージします。これも20回行います。

1、親指と人差し指で耳の上部をつまみ、ななめ上に3秒ほど引っ張ります。これを3回繰り返します。

2、同じように耳の中央をつまみ、横に3秒ほど引っ張ります。これを3回繰り返します。

3、耳たぶをつまみ、下に3秒ほど引っ張ります。これを3回繰り返します。

4、最後に耳全体を、やさしくもみほぐします。

「神門(しんもん)を刺激して、自律神経を整えるツボ押しもプラス」

「神門のツボの場所」は、耳の上部にあるY字形の軟骨のくぼみの間にあります。

1、耳の裏側に親指を置き、人差し指でツボを揉み、押します。

2、ツボとその周辺を中指と人差し指で、丁寧にこするようにします。つまめる箇所は、つまんでほぐします。

3、耳の上部、中央、耳たぶを順に引っ張ります。これを3回繰り返します。

耳のふちの中心から耳たぶにかけて、肩こりに良いとされるツボが集まっており、「肩こり帯」とも呼ばれています。

1、親指と人差し指で肩こり帯(耳のふちの中心から耳たぶにかけて)を揉みます。

2、肩こり帯(耳のふちの中心から耳たぶにかけて)を軽くつまんで5秒ほど引っ張ります。

3、親指と人差し指で肩こり帯(耳のふちの中心から耳たぶにかけて)を挟み、上から下に5回さすります。

1、手を軽く丸めて、耳全体を覆うように当てます。親指の付け根がエラの位置で、人さし指、中指、薬指、小指の4本の指で耳を覆い、手のひらでフェースラインを押さえます。

2、先ほどの、耳全体を覆う状態から、外回しに15回、円を描くようにマッサージします。軽く口を開けて行いましょう。

3、人さし指、中指、薬指、小指の腹で耳周りの筋肉をほぐし、手のひらで咬筋とフェースラインをマッサージする感じで行います。

「神門(しんもん)」「飢点(きてん)」の位置を確認します。

・自律神経を整えるのが、耳の上側のY字形の軟骨のくぼみの間にある「神門(しんもん)」。

・もうひとつは食欲を抑える「飢点(きてん)」で、耳の内側の上の方にあります。

1、手のひらを顔側ではなく、外側に向け、親指で「神門」のツボを5回揉みほぐすようにマッサージします。

2、「飢点」のツボを中指で5秒ほど押します。

3、離してまた押す、を5回繰り返します。

4、親指と人差し指で、耳全体を引っ張りながら揉んでいきます。

5、上から下に指を移動させて、まんべんなく行います。しだいに耳も顔もポカポカし血流が良くなるのを実感できます。

耳のマッサージ【セルフマッサージ】のイメージ
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マスクを長時間して耳まわりが圧迫された状態が続くと、耳の上にある側頭筋(食べ物を咀嚼するときにも使う筋肉)が凝りかたまり、側頭筋と連携している、頬を上へと引き上げる筋肉の働きも低下してしまいます。

その結果、頬がたるみやすくなったり、顔が下がってほうれい線がくっきりしやすくなる可能性も高いです。

また、耳まわりは顔へと繋がっている血管や、リンパ節が集まっている場所でもあり、この部分がマスクで圧迫され、顔全体にむくみが生じやすくなることもあります。

長時間の耳への酷使で耳も凝ってしまいます。例えば、メガネを長い時間かけていたり、ヘッドフォンを着けていたり。知らぬうちに聴力の低下を引き起こすことがあります。酷くなると肩コリや難聴の原因にもなってしまいます。

また、疲れた耳をそのままにしておくと、耳や耳の周辺が鬱血して凝りかたまってしまいます。

耳は、毛細血管が非常に多くあります。そして、身体の末端にあるパーツのため、冷えのダメージを直接受けやすい場所でもあります。「凝り」の主たる原因は、血流の停滞(血行不良)によるものです。

そして、筋肉は酸素が少なくなると、硬くなる性質があります。筋肉が固くなれば、更に血行不良が進み、乳酸がたまり、「凝り」の負のループから抜けられなくなります。

このように耳が冷えると、耳の近くにある胸鎖乳突筋周りの血行も悪くなり、身体全体にも影響を与えることにもなります。

耳が凝る原因のイメージ
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冷えからくる凝りを減らすために、耳を温めて血の巡りを良くしてあげましょう。

・湯たんぽ、ホットパット(電子レンジで温める温熱器具)を使って温める方法です。耳を中心に顔の側面に当て、ジッと温めます。両耳で5分から10分ほど温めると、全身が温まります。熱いのを我慢するほどの温度は避け、ヤケドしないように十分に注意してください。

・使い捨てカイロを使って温める方法です。耳の表側と裏側の両方を温めます。両耳とも行ってください。片耳で2分から3分ほど当てます。ヤケドには、十分注意してください。

・電子レンジで温めたホットタオルで、耳を5分から6分ほど覆うと温まります。(ホットタオルの作り方。タオルを固く絞ってラップに包み、500Wで30秒から1分ほど温めます)

・シンプルな方法ですが、両手で耳を覆うことでも温かく感じます。

・寒い時期は、ニット帽や耳当てなどで、耳を冷やさないようにするのもいいでしょう。

・耳をひっぱる、触ったりと簡単に耳のストレッチをするのも、ほんのりと温まるので、仕事や家事の合間にやってみるのもおすすめです。

耳の穴に指を入れて、血液やリンパの流れが滞ってむくんでいる内壁を直接、刺激する方法です。

1、小指を耳の穴に入れます。これ以上入らないというところまで入れます。

2、指の腹で外側に(顔とは反対側)2秒から3秒ほど押し広げます。

3、小指を移動させて360度、耳の穴全体を押し広げます。皮膚に負担をかけないように1分以内で終わらせます。

在宅ワークやフリーランスなどでお仕事をされている方は特に集中してしまい、お仕事を長く行ってしまう傾向にあるのではないでしょうか。

その間、長時間メガネをかけたまま、長時間マスクを着けたまま、長時間ヘッドフォンを着けたままでいる「長時間そのままの状態」は避け、なるべくこまめに休憩時間を入れて、耳を休めて凝りがひどくならないようにしてあげてください。

耳の凝りを予防するために日頃からできる習慣のイメージ
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コロナでのマスク生活もそろそろ終わりを見せようとする頃、花粉症、インフルエンザといった、まだまだマスクを着用する場面がでてきてしまいました。

耳に負担がかかる生活がまだ続きそうですが、耳を温めて血の巡りをよくし、体調を整える方法もありますので、ご自身の生活に合った方法で耳をケアしてあげましょう。

まとめのイメージ
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