乾燥肌の人におすすめのスキンケアを紹介

お肌のザラつきが気になる。メイクのノリが悪くなった。シワが目立ってきた。うまく水分がお肌に浸透していない気がする。お肌が粉っぽくなって皮がむける。など、お肌のお悩みは尽きません。とくに乾燥が原因で現れる症状のお悩みは、1年を通してまとわりついてくると思います。

紫外線を浴びたり、汗をかいてすぐに拭かないとお肌は乾燥します。些細なことの積み重ねで、乾燥肌のお悩みがより深刻化していきます。深刻化する前に日頃のスキンケアで、お肌を労ってあげませんか?お肌の調子が整い、メイクのノリが良くなるとメイクアップ時間の時短になりますし、よりスッピンに近いナチュラルでツヤ感のあるメイクに仕上がり、メイク時間も楽しくなります。

本記事では「乾燥肌の人におすすめのスキンケアを紹介」について詳しく紹介します。

・アイメイクのクレンジングは?

ウォータープルーフのマスカラなどしっかりとメイクをしている場合は、ポイントメイク落としを使用するなどの工夫をしましょう。ポイントリムーバーなどは洗浄力が強いため、アルコールフリーのアイテムから試してみて下さい。

・拭き取り化粧水やクレンジングウォーターを使う時は?

コットンを使用してメイクオフする時は、リムーバーをコットンにたっぷりと取って、肌が摩擦によるダメージを受けないよう優しくメイクオフしましょう。リムーバーの節約は、しないように!

・ダブル洗顔はしてもいい?

乾燥肌の人には、特に洗浄による乾燥、摩擦により刺激を受けてしまいます。洗い残しはせず、時間をかけず、洗浄の回数もできるだけ削減。ですので、クレンジングと洗顔を別々にしなくてもいい、一緒になったモノがお肌にはいいでしょう。

・どんな成分が入っていると良い?

肌のしっとり感を得られやすい、セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどの保湿成分が含まれているクレンジングや洗顔を選ぶと安心です。

・香料や着色料、エタノールフリーのモノや配合成分に注意してアイテムを選んで下さい。

・界面活性剤や石油系界面活性剤、防腐剤などが含まれていない無添加・無着色で肌への刺激が少ない、油分が多いクリームクレンジング、水分が多いクレンジングジェルも洗い上がりの肌が乾きにくいためおすすめです。

季節を問わず、お肌が乾燥に狙われるタイミングは様々です。エアコンの風により乾燥もしますし、汗をかいてすぐタオルドライできれば問題ないですが、そのまま長時間放置してしまうと、汗で出る塩分でお肌の水分が蒸発してしまう恐れがあります。紫外線対策だけでいいとはいえない夏場のスキンケア。そんな保湿不足を解消するために、出掛け先でもメイクの上から保湿を忘れずにプラスしてあげましょう。

・ミストタイプ化粧水で手軽に保湿(水分だけでは余計にお肌が乾燥します。保湿成分も配合されているモノを)。

顔から数十センチ離して、シュッと吹きかけたあとゆっくりハンドプレスをして、お肌に水分を入れ込んで下さい。最後は軽くティッシュオフをして余分な水分を拭き取ると、もちがよくなります。

・美容液を固めた保湿スティックやバームで部分的に潤いをプラスする。

目元・口元など、乾燥しやすい部分に直塗りしましょう。塗りすぎたり強く押し付けたりするとメイクがヨレるので、少量ずつサッと塗るようにしてください。

・乳液、クリームをメイク直し用に少量詰め替えて持ち歩きします。時間に余裕があれば、広い範囲でメイク直しとともに保湿をしましょう。

お肌は、水分だけではなく油分も欠かせません。メイクの上から塗るときは、指に少量取り、気になる部分にポンポンと馴染ませます。撫でるように塗ると、メイク崩れの原因になるので注意が必要です。

・保湿ジェルでたっぷり潤いをプラス。

ミスト化粧水よりは、たっぷりと水分が補給できますが、油分は足りないためクリームで重ねましょう。水分が蒸発しにくくなります。または、保湿成分配合のオールインワンジェルもいいでしょう。お顔全体にも、部分的にも使えます。

  • 乾燥肌の人におすすめのスキンケア方法のイメージ
  • ・クレンジングは、お肌に負担をかけにくいミルクタイプ・ジェルタイプ・クリームタイプ・バームタイプなどを使用しましょう。

    ・洗顔料は、穏やかな使い心地のアイテムを選ぶのがおすすめです。乾燥肌は刺激に敏感なため、香料や防腐剤など、余分な成分が配合されていない、シンプルな洗顔料が良いとされています。洗顔料をよく泡立て、お肌をこすらないように優しく汚れをオフしたら、ぬるま湯ですすぎましょう。

    ・化粧水は、セラミド・アミノ酸・ヒアルロン酸・スクワランなど高保湿成分配合のアイテムを選び、しっかりと水分を補うのがポイントです。低刺激で、保湿成分が配合された化粧水や美容液でお肌に潤いを与えましょう。

    ・乳液やクリームは、保湿力の高いアイテムで潤いを閉じ込めます。化粧水や美容液同様、低刺激で高保湿の乳液やクリームを選びます。白色ワセリンは不純物が少なく、お肌への刺激が少ないのでおすすめです。

    ・乾燥状態により、乳液の後にクリームを使用して、油分をプラス。

    ・エモリエント効果(水分、油分などの潤いを保持し、お肌を柔らかくする作用)が期待できる成分が入ったアイテムを選びましょう。

    ホホバオイル・アルガンオイ・ミネラルオイル・スクワラン・馬油といった植物、鉱物、動物由来の天然オイル・ヒト型セラミド・ラノリンなどの保湿成分を含むエモリエント効果を意識したアイテム選びは、お肌の潤いの持続がさらに期待できるのでおすすめです。

    ・乳液を手のひらで温めてからお肌になじませることで、浸透力が高くなるといわれています。

    ・乾燥しやすい部分には乳液を、2〜3回重ね塗りすると良いでしょう。目元、口元、頬は乾燥を感じやすいため、重ね付けを。

    ・保湿力の高いスキンケアアイテムは、パッケージなどに「高保湿」「乾燥肌用」などと謳われていたり保湿成分が記載されているので、よく確認して選びましょう。添加物が多く含まれたり洗浄力が強すぎたりする刺激の強いスキンケアアイテムは避けましょう。また、乾燥を悪化させる可能性があるエタノール(アルコール)を含むアイテムも、乾燥肌にはおすすめできません。

    ・乾燥肌のアイテムは、「低刺激」「敏感肌用」「無添加」などお肌に優しいモノが基本。

    ・一般的な乾燥肌の肌質は、洗顔後のつっぱり感が気になったり、小じわが気になる、日中もカサつきを感じるなどの症状が多いことが特徴です。角層の水分量を保持する力がない状態です。もともと皮脂量が少ないですが、生活習慣の乱れやストレスが原因で皮脂分泌のバランスが崩れていることもあります。お肌のバリア機能が低下している状態。

    ・一般的な乾燥肌のスキンケアは、セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸・プロテオグリカンといった保湿成分が配合されているアイテムを洗顔後、すぐに保湿ケアをして肌に潤いをプラスすることが大切。化粧水や美容液で保湿成分を与え、乳液やクリームでカバーをしましょう。

    ・インナードライ肌の肌質は、肌表面にベタつきがありテカっている状態なのに、洗顔後につっぱり感がある。手で顔を触ったとき、肌が硬め、カサカサするとゆう状態は肌の内側が乾燥している証拠です。乾燥によって皮脂分泌のバランスが崩れ、肌表面に余分な皮脂が多く出ています。

    ・インナードライ肌のスキンケアは、肌表面にテカリがあるため洗浄力の高いクレンジングや洗顔料を使ってしまいがちです。余計に肌の内側の乾燥が進んでしまうため、洗浄力が高すぎないアイテムでクレンジングをします。洗顔の際は泡立てて、優しく洗うことを心がけましょう。保湿ケアでは、化粧水でたっぷり水分をつけた後、保湿成分配合の乳液やクリームで重ねます。インナードライ肌の人は油分を避けがちですが、お肌の水分量と油分量のバランスがとても大切です。

    ・乾燥性敏感肌の肌質は、カサつきのほかにお肌がヒリヒリする、ぶつぶつができるなど、肌状態が安定しない。お肌のバリア機能が低下し、肌荒れしやすい状態のため、外部刺激(紫外線など)にもとても敏感です。外部刺激とは、ホコリや黄砂のほか、紫外線も含まれます。化粧水や乳液などのスキンケアアイテムを選ぶ際も、敏感肌用の優しい使い心地のアイテムを選ぶ、お手入れ時に生じる摩擦からお肌を守るために、ひと塗りで水分と油分をバランス良くお肌に届けることができるオールインワンアイテムを使用するなど、注意が必要です。

    ・乾燥性敏感肌のスキンケアは、乾燥肌の中でも一番深刻な状態といわれています。自分の髪の毛すら刺激になってかゆみを感じるほど敏感な状態。スキンケアアイテムにも注意が必要です。お肌のヒリつきが続いている場合は、スキンケアアイテムやメイクアイテムを見直す必要があります。

    医療機関で相談しても、いいかもしれません。まずはお肌を清潔に保つことが重要です。朝晩の洗顔を丁寧に行った後、保湿ケアを行います。すでにニキビなどのお肌トラブルが発生している場合は敏感肌用の洗顔料、スキンケアアイテムの使用を検討してください。

  • 乾燥肌の種類別スキンケアを紹介のイメージ
  • ・乾燥肌はバリア機能が低下しているため、少しの刺激で赤みやかゆみなどのトラブルが起こります。オイル美容液には低刺激なモノが多いため、肌トラブルが起こる心配はほとんどありません。

    ・オイル美容液には、角層を柔らかくして水分を浸透しやすくする働きがあります。硬い角層に化粧水を塗っても十分に浸透しません。そこでオイル美容液と化粧水を混ぜて使うことで水分の浸透力を高めます。

    ・皮脂の役割は、外部刺激からお肌を守るとともにお肌の水分を保つこと。乾燥肌の方は皮脂が不足しているためお肌の水分が失われやすく、摩擦やクレンジング、洗顔などの影響で乾燥が悪化します。オイル美容液で皮脂の役割をサポートし、お肌の水分を保ちやすくしてくれます。

    ・お肌のバリア機能が低下すると、空気中のホコリや花粉、化学物質などの外部からの影響で肌トラブルが起こりやすくなります。オイル美容液を使うことで肌のバリア機能をサポートできるため、外部刺激による肌トラブルのリスクが低下します。

    ・ミネラル系(鉱物油・ワセリンなど)は、分子が大きく角層へ浸透せずに表面に留まることで、水分の蒸発を抑えます。

    ・植物系(アルガン・アボカド・アーモンドなど)は、体内で合成できない必須脂肪酸やビタミンEなど、お肌の健康に役立つ成分が含まれています。

    ・動物系(魚・鳥・馬など)は、人のお肌になじみやすいことが特徴です。

    ・乾燥肌は外部刺激によるダメージを受けやすいため、低刺激のオイル美容液を選ぶことが大切。ワセリンを選ぶ場合は、純度が高い白色ワセリン以上のものを選びます。・保湿力が高いホホバオイル・馬油・エミューオイルなど。(保湿力が高くても刺激が強いものは避けましょう)

    ・オイル美容液には「さらさらタイプ」「とろとろタイプ」のテクスチャーがあります。よりお肌に刺激(摩擦)を与えない「とろとろタイプ」のテクスチャーがおすすめです。

    「使うタイミングは?」

    ・ブースターとして、オイル美容液を塗ってから化粧水、乳液やクリームの順にスキンケアを進めます。オイル美容液を最初に使うことで水分や栄養素がお肌に浸透しやすくなります。

    ・乳液には水分と油分、クリームには主に油分が含まれています。オイル美容液と混ぜて使うことでお肌に効率よく水分と油分を補給できます。

    ・スキンケアの仕上げとして化粧水、乳液、クリームを塗った後にオイル美容液を使う方法もあります。お肌のバリア機能を高めるとともに、お肌の水分の蒸発を防ぐ効果が期待できます。

  • 乾燥肌のスキンケアにはオイル美容もおすすめのイメージ
  • 1.長時間のクレンジング・洗顔は、洗浄力の強いモノだと必要な潤いまで奪ってしまうためNG。

    2.クレンジング・洗顔・クレイパックなど、すすぐ際に熱いお湯はNG。必要なお肌の油分まで洗い流しますので、ぬるま湯で行います。

    3.フェイシャルマッサージを行う際には、強い力で行うのはNG。お肌に負担(摩擦)をかけてしまいます。もちろん、素手では行わず、オイルやマッサージクリームなど滑りの良いモノを使用します。

    4.シートマスクが乾いてしまうほど、長時間のせるのはNG。マスクが乾燥してくると、せっかくの保湿も蒸発します。それぞれの商品で推奨されている時間を守って使用して下さい。

    5.十分な睡眠がとれないのはNG。睡眠中はお肌のダメージを修復する成長ホルモンが分泌され、美肌作りに欠かせません。

    6. 朝の水洗顔のみはNG。睡眠中の汗、皮脂汚れなどもあるので、洗顔料を使って洗顔します。化粧水などの浸透が良くなります。

    7.洗顔後、保湿ケアをせずに放置はNG。洗顔後5〜10分以内に保湿をしましょう。

    8.化粧水のパッティングはNG。パッティングは、お肌の負担になります。手のひらで圧をかけるようにお肌に浸透させます。

    9.年を重ねても若い時と同じケアはNG。30代から特に肌質が変わってきます。年齢に応じたケア、お肌に合ったモノを使用。

    10.夏だけのUVケアはNG。肌老化の8割は、紫外線が原因。1年を通じて行います。

    11.オイルタイプのクレンジング剤はNG。洗浄力が高いと肌への刺激が強いので、ミルク・泡タイプがおすすめです。

    1.化粧水だけでは、バリア機能が働いて潤わない。水分だけでは、蒸発してしまうため、保湿にはならない。

    2.化粧水をつけたあと、しっとりするのは一時的。こちらも1と同じく、水分だけでは、蒸発してしまうため、保湿にはならない。

    3.「乳液でお肌にフタ」は、水分保持力がないと蒸発する。油分を重ねても、セラミド(水分保持力が最強)や水分保持力のある成分が少ないと、お肌は乾いてしまいます。

    乾燥肌に大敵なのは、お肌に摩擦を与えること。正しい洗顔は、以下のポイントです。

    1.お肌をこすらない(洗顔料を泡立てお肌に強い刺激を与えない)。

    2.洗顔後、タオルでゴシゴシ拭かない。

    3.熱いお湯ですすがない。

    4.洗顔後は、必ず保湿をする。

    5.洗顔料をお肌に長時間のせない。

    6.Tゾーンから洗顔料をのせる。

    7.洗顔後は、化粧水やシートマスクなどヒンヤリしたモノで毛穴を引き締める。

    8.シャワーなどで直接お肌にあて、すすがず、手でぬるま湯をすくって洗い流す。正しい洗顔の手順は、「20代・30代・40代年代別スキンケアを紹介」に詳しく記載しています。

  • 保湿を制する者は乾燥肌を制すのイメージ
  • 1.保湿成分が配合されているモノを選ぶ。角質層の水分を保つ「ヒアルロン酸」。角質層の潤いを保ち、バリア機能を高める「セラミド」。水分や汗と混じって皮脂膜となることで、乾燥から肌を守る「スクワラン」。

    2.肌質に合わせて選ぶ。保湿ケア化粧品を選ぶときは、自分の肌質に合ったものを選びましょう。肌質に合わない保湿ケア商品を選ぶと、効果的な保湿ケアができません。乾燥肌の人は濃厚なクリームタイプを使うと、油分を補い長時間の保湿が可能になります。

    3.購入前にテクスチャーや使用感を確認する。「さっぱりタイプ」「しっとりタイプ」のようなテクスチャーは、実際にお肌にのせて心地いいと感じるものを選びましょう。その他、お肌に伸ばした感じ(伸びがいいか)、お肌になじむのか、保湿ケア化粧品の効果を感じるためには、同じ商品を2〜3ヶ月続けて使うことをおすすめします。生理前、生理中には体調が安定していないため、このタイミングで化粧品を変えたり、お試しをすることは避けて下さい。

  • 保湿ケア化粧品の選び方のイメージ
  • ・「タンパク質」は、肉類・魚類・豆類に豊富に含まれているので、鶏肉・牛肉・豚肉・大豆製品(納豆、豆乳)などをバランス良く食べることを心がけましょう。

    ・「ビタミンA」は、レバー・うなぎ・緑黄色野菜・卵黄などに含まれているため意識的に食事に取り入れましょう。

    ・「ビタミンB」ビタミンB2は豚レバー・納豆・モロヘイヤなど、ビタミンB6は鶏むね肉・マグロ・ニンニクなど、ビタミンB12はアサリ・牡蠣などに多く含まれています。

    1日に必要なビタミンB群の摂取量を食品から摂ることが難しい場合は、サプリメントにて補うのも可能。

    ・「ビタミンC」は、柑橘類・イチゴ・キウイ・ブロッコリー・小松菜など野菜や果物に多く含まれているため、食事やデザートなどでバランス良く摂取しましょう。

    ・「ビタミンE」は、ナッツ類や魚介類に含まれていることが多いため、豆乳・アボカド・イワシ・いくら・アーモンドなどから摂取することができます。・「亜鉛」は、牡蠣・レバー・牛肉・卵・チーズなどに多く含まれるので、意識して食べるようにしましょう。

    1.タンパク質は肌・髪・筋肉などを作るもとで、体の機能を維持する上で欠かせない存在。不足するとお肌の状態を悪くする一因になるため、普段の食事から積極的に摂取したい栄養素。

    2.ビタミンAは、お肌のターンオーバーのサイクルを整える働きが期待できる栄養素。コラーゲンを増やし、紫外線からお肌を守るといった、美肌作りには欠かせません。

    3.ビタミンB郡は、肌荒れを防いでくれると言われている栄養素。とくに積極的に取りたいのはB2・B6・B12。

    4.ビタミンCは美白以外にも、お肌のハリや潤いを保ち、シミやシワをケアする効果が期待できる栄養素。

    5.ビタミンEは、抗酸化作用があり、細胞の健康に関わる効果が期待できる栄養素。

    6.亜鉛は、肌のターオーバーを整えるために必要な栄養素。肌のターンオーバーに欠かせない酵素を作る働きがあるほか、不足すると味覚や嗅覚の低下にも繋がるため注意が必要な存在です。

    1.特定の食べ物ばかり食べるのではなく、様々な食べ物を少しずつ食べることが大切。毎日、同じ食べ物ばかり食べていると栄養が偏ります。乾燥肌をケアするには、タンパク質だけではなく、様々なビタミンとミネラルが必要なため、種類豊富な食べ物を食べる必要があります。

    2.肉・魚・卵・大豆のいずれかのみ食べる場合、タンパク質以外の栄養が偏ってしまいます。できるだけ毎日違う食べ物からタンパク質を摂りましょう。そうすると自然とビタミンやミネラルのバランスが整いやすくなります。肉・魚・卵に含まれる動物性タンパク質と、大豆に含まれる植物性タンパク質は1:1で食べることが理想とされているため、普段から意識して摂りましょう。

    3.ビタミンA・ビタミンEなどは脂溶性ビタミンといい、油と一緒に摂ることで吸収率が高まります。ビタミンAが多く含まれるにんじん・レバー・卵・ビタミンEを多く含む大豆製品やほうれん草・さつまいもなどは、可能な限り油で炒めたり揚げたりして食べましょう。(油の摂りすぎには注意です)

    4.ファーストフードはビタミンやミネラルが少ないためできるだけ避けたいところ。頻繁に食べるのでなければ、大きな問題はありません。食べ物をガマンしすぎるとストレスになるため、かえって肌に悪影響を及ぼすおそれがあります。5.塩分・糖分・脂質の多い食べ物には注意が必要です。これらを摂りすぎると、健康な肌細胞を作るのに必要なビタミンB群がたくさん消費され、乾燥や肌荒れにつながる恐れがあります。

  • 内側からの乾燥肌対策のイメージ
  • ・「乾燥肌」は、水分と油分の両方が少なく、お肌のバリア機能が低下している肌タイプ。乾燥肌は水分と油分の両方が少ないため、バリア機能が大きく低下、小さな刺激でも簡単に肌トラブルを招きます。

    ・「脂性肌(オイリー肌)」は、水分の量が適度か多めで、油分が過剰な肌タイプ。お肌に潤いと弾力はありますが、皮脂が過剰に分泌されているためベタつきがあります。毛穴に過剰な皮脂がつまる「黒ずみ毛穴」の原因にもなります。

    ・「混合肌(インナードライ肌)」は、水分が少なく油分が過剰な肌タイプ。全体的もしくは部分的にカサつき、ゴワつきがあり、毛穴の開きが目立ちます。

    ・「普通肌」は、水分が適量か多めで油分が適量な肌タイプ。お肌に適度な潤いがあり、キメも細かく、柔らかい触り心地。皮脂の分泌が適量で、毛穴の開きは目立ちません。

    ・「寝起きのお肌をチェック」朝起きたら、洗顔前に口まわりやフェイスライン(頬・アゴ)の状態をチェックしましょう。寝起きのお肌状態から、肌質を確認することができます。

    1.全体的にベタつきがちで、カサつきはない「脂性肌(オイリー肌)」。

    2.ベタつきがちで、少しカサつきもある「混合肌(インナードライ肌)」。

    3.ベタつき、カサつきもほとんどない「普通肌」。

    4.全体的にカサつき、乾燥がある「乾燥肌」。・「洗顔後のお肌をチェック」洗顔後にタオルで水分を拭き取ったあと、化粧水をつけずにそのまま5〜10分程度時間をおきます。時間が経ったら、肌状態をチェックします。

    1.全体的にベタつきがある、皮脂が出てテカっている「脂性肌(オイリー肌)」。

    2.Tゾーンにベタつきやテカリがある、口まわりやフェイスラインはつっぱり感、カサつきがある、目元のシワが少し気になる「混合肌(インナードライ肌)」。

    3.つっぱり感やカサつきはほとんどない「普通肌」。

    4.全体的につっぱり感が強い、口まわり・目元・フェイスラインがカサつく、目元のシワ気になる「乾燥肌」。

    ・乾燥肌の特徴は、水分量と皮脂量がどちらも不足している状態。お肌の潤いを保つ「バリア機能」が何らかの原因で低下して、スキンケアをしっかり行っても水分が保ちにくくなっているため、みずみずしい状態をキープ出来ません。洗顔後肌がつっぱる、粉ふきが見られる、肌触りがカサカサする、メイクのノリが悪い、などの自覚症状があれば、乾燥肌の可能性が高いです。

    ・混合肌(インナードライ肌)は、日本人に1番多いと言われている肌タイプ。水分量が少なく、皮脂量が多いのが特徴。乾燥しやすい口元や目元はカサカサしているのに、Tゾーンと呼ばれる鼻や額は皮脂でベタつくなど、顔のパーツによって肌質が異なります。混合肌も乾燥肌と同じようにバリア機能がうまく働いておらず、ニキビや肌荒れを起こしやすい状態。混合肌は、ホルモンバランスの影響もあると言われていて、生理前だけ皮脂が増加し混合肌になり、ニキビに悩まされる場合もあります。

  • 本当にあなたは乾燥肌?肌質をまずはチェックしてみましょうのイメージ
  • さて、いかがでしたでしょうか。「保湿」も奥が深いのではないでしょうか。水分を与えて、乳液・クリームでフタをする。しかしながら、しっかりと保湿成分が配合された乳液・クリームでなければそれも、水分が蒸発してしまって意味がなくなります。お肌の改善には、やはり化粧品、保湿に頼るだけではなく、内側からケアしてあげることが最も大事だと思います。適度なエクササイズ、良質な睡眠、バランスの良い食事を心がける。プラス、保湿成分配合の化粧品でスキンケアをしてあげること。間違ったスキンケアを続けては、時間もお金も無駄になってしまいます。効率よくするためにも、肌質を今一度再確認し、正しい洗顔から始めるスキンケアを続けてはいかがでしょうか。お顔もはじめ、リンパマッサージで巡りをよくし、コリもほぐし、身体を内側から改善し、お肌の調子も整えてみませんか?

  • 内側からのケアが最も大切のイメージ