こんにちは。Bodysh姫路店スタッフです。
肩こりは、多くの方が悩んでいて、肩周りの筋肉が緊張し硬くなることで引き起こされる症状です。主な肩こりに関係する筋肉とそれぞれのほぐし方をまとめてみました。
【上部棘下筋(じょうぶせきかきん)】
位置:首から肩にかけての上部にある三角形の筋肉。
役割:肩甲骨を上げる働きや、首の側屈と後屈に関与しています。
■ほぐし方
手を背中に回し、反対の手で頭を持ちます。
頭を反対側に傾け、ほぐしたい肩の筋肉を伸ばすように引っ張ります。
軽く押したりもんだりしながら、緊張を解きほぐします。
【胸鎖乳突筋(きょうさちゅうとっきん)】
位置:首の前側にある筋肉で、鎖骨と乳突起から後頭部につながっています。
役割:首の前屈や側屈、回旋を行うときに働きます。
■ほぐし方
両手を使い、胸鎖乳突筋を探ります。
指圧を行い、緊張した部分に圧をかけてほぐします。
首をゆっくりと回して、広い範囲にわたってほぐし効果を高めます。
【肩甲骨周りの筋肉】
肩甲骨周りの筋肉は、肩こりの原因として重要な役割を果たします。以下に、ほぐし方をいくつか紹介します。
・肩甲骨リリース:肩甲骨を後ろに引くようにして、背中を伸ばします。腕を大きく回して、広い範囲をほぐします。
・ローラーを使ったほぐし:テニスボールやフォームローラーを背中に当て、肩甲骨周りを転がすことで、筋肉をほぐします。
・バックストレッチ:両手を背中に回して、上に引っ張るようにして背中を伸ばします。肩甲骨周りの筋肉がほぐれます。
【三角筋(さんかくきん)】
・位置:上部、中部、下部の3つに分かれている広い筋肉で、上部は首から肩にかけて、中部は肩甲骨に、下部は肩甲骨から背中にかけて広がっています。
・役割:上部は肩甲骨を上げる、中部は肩甲骨を引く、下部は肩甲骨を下げる役割を持ちます。
■ほぐし方
・上部:背中に手を回し、反対側の手で頭を持ちます。頭を反対側に傾けながら、上部の筋肉を伸ばすように引っ張ります。
・中部:軽く指圧を行い、肩甲骨周りの緊張を解きほぐします。
・下部:座位で片手を背中に回し、反対側の手で頭を持ちます。肘を軽く下に引っ張って、下部の筋肉を伸ばします。
【肩鎖関節周りの筋肉】
肩鎖関節周りの筋肉は、肩こりの要因となることがあります。以下に、ほぐし方をいくつか紹介します。
・肩鎖関節のストレッチ:片手を後ろに回し、反対側の手で肘を持ちます。軽く引っ張りながら、肩鎖関節を伸ばします。
・サーキュラーバンドの使用:肩鎖関節周りをサーキュラーバンドで刺激し、筋肉をほぐします。
肩こりのセルフマッサージは、日常的なストレッチや体操と合わせて行うことが重要です。一度のセルフマッサージだけでは完全に改善することは難しい場合もありますので、継続的なケアと予防が大切です。痛みが強い場合や持続的な肩こりに悩まされている場合は、専門家の診断を受けることをおすすめします。
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